tao-zeroのブログ

このブログは自分も含め、一人でも多くの人が自分の望む人生を送るための情報や氣づきの場と成ることを目的としています。

悪魔の子という歌に出会い

何度もブログに自分の思いを書きたいと思いつつ、一方でそれが怖く認識が整っていない自分が書くのは申し訳ないという想いが強かったのですが、溢れ気味になってきたので抑えることはないと思いまして。

 

ここ最近、衝撃的な歌に出会いました。

まだ30回ちょっとしか聞いていませんが、そのほとんどで涙腺崩壊しています。

 

タイトルの通り

 

ヒグチアイさんの「悪魔の子」

 

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なんでしょうね

 

聞くたびに

 

歌詞に込められているであろうヒグチアイさんや主人公エレン達の気持ち想いや、自分の内面に持っている思いがどんどん引き出されていく感じ

 

最初に聞いたときは、シンプルに最後の方の

 

「世界は残酷だ それでも君を愛すよ
何を犠牲にしても それでも君を守るよ

 

で号泣

 

 

 

・・・私は一人っ子ですが、幼き頃にそこまでの無条件の強烈な愛のような体験をしてこなかったという記憶を持っていました。同居していた従妹と比べられて圧倒的な劣等感を味わい。

過度に手間をかけて何でも世話をしてもらったようなことも恐らくありません。ですが困ったときは助けてもらいました。

 

母が亡くなってから知ったのですが

 

放任するには、その人に「莫大な愛」

 

がなければ到底できないということを。

 

 

この歌を聞いて

 

自分の中にある幼き自分が

 

「残酷な環境でも愛してくれる人がいる」「なにを犠牲にしても助けてくれる」

 

というまっすぐで疑いのない想いを浴びるように感じさせてもらいました。

 

親は私が赤子の時は、このような想いでいることがほとんどであったにもかかわらず、それが当たり前だと無意識に思っていて。でもこんなに純粋でまっすぐな想い(愛)の激流が私をカスッた時、今まで拗ねることで少しでも自己憐悶にふけっていた自分の本心から「ごめんなさい」という涙の濁流があふれてきました。

 

 

 

何度か聞いて、自分の勘違いというかわがままから発した感情が涙とともに流れていくと、どっと心地よい疲労感が。

 

 

それらの感情がおさまってくると

 

新たに気づくところが

 

「間違いだとしても 疑ったりしない
正しさとは 自分のこと 強く信じることだ」

 

 

どれだけ強いエゴが洗練されてかつ、忍耐強く慈悲深い面ものぞかせるのだろうと

 

普通の人ですら、人生でも数えるほどしかできないであろうことを

 

 

 

アニメの主人公たちの想いですが

 

あの残酷な巨人の世界でエレンがミカサやアルミンに持っていた根底の想いであり、エレン自身、自分の決断に覚悟を持っていたというのも。

 

それを自らの行動で表現していくエレンの想いを言葉で表現していることにも感動し涙が。

 

(二元性に強くとらわれる内容ではあるのですが)、そこまでやりきって気づかせてもらえることや、間違っていても咎めるどころか疑いもしない。

 

一見、世間の常識から外れると危険や、人とのぶつかり合い

 

というのもありますが、それさえも受け入れる柔らかく優しいぬくもりのようなそれでいて力強さを感じる愛

 

 

それを身に受ける。

 

 

エレンは母を巨人の脅威で亡くしました。

ですがその境遇であってもこのさきずっと

 

ただ、ただ生きるのは・・・・・

 

 

 

「嫌だ!」

 

 

もはやエレンの凄まじい叫びが、私達の本当の人生を生ききる!間違っていても正しいかどうかは自分が決めろ!と

 

 

・・・わたしという人間が心で叫ぶまでの詩を書いて、歌にしてくれたヒグチアイさんと、それを最大限にまで表現し編集してくれた方々に、感謝と尊敬の念を感じます。

そして原作者の諌山創 殿

 

私のような境涯の人がいる限り、地球が亡くなるまで、永遠にも近い時間、残っていてほしいと感じる作品を作っていただいてありがとうございました。隅っこではありますがこの小さな場を借りて。

 

 

まだまだ溢れ移る認識の一部を何とか文章にできましたが、皆さんはどんなことを感じましたか?

 

私はまだ結末を知らないので、これからの認識の変化が楽しみです。

 

今後、これから感じた自我やフラクタル的なことも記事にできたらうれしいですのですが、そこまで整理できるか自信ありませんがw

 

ちなみに1番は愛を感じる内容ですが、2番は人間の内面の黒さ、なぜ戦争する?や多くの人が持っているであろう自分の中にある当たり前の残酷さのようなことを表現していると感じる内容で、ほんとうに1曲で多すぎることを気づかせてもらえる素晴らしい歌です。

 

 

ひとまず今日も読んでいただいてありがとうございました。